トリップガイド ~フィレンツェ~

フィレンツェ

花の都フィレンツェは、イタリア中部にある小さな街です。
そのフィレンツェの街は美しく、街全体が美術館と言われるほど、ルネサンス期を中心とした歴史的建造物や芸術品に溢れ、多くの観光客が訪れている場所です。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂はフィレンツェの名所の1つであり、ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョット鐘楼の3つの建物から構成された、教会名「花の聖母マリア」の意である外観の美しい大聖堂です。
多くの人が携わり140年以上の年月をかけて建設された聖堂は、聖堂の大きさとしては世界で4番目に大きな聖堂です。

ドゥオーモの外観から、館内クーポラ部分に描かれたフレスコ画は、ジョルジョ・ヴァザーリやフェデリコ・ツッカリをはじめとした多くの芸術家によって完成された「最後の審判」はため息が出るほど見事な仕上がりです。
クーポラの狭い階段を登った先には、フィレンツェの街の景色が一望できます。

ウフィッツィ美術館

ウフィッツィ美術館はルネサンス絵画で有名な、イタリア最大の美術館です。
2500点以上の展示物が公開され、イタリア・ルネサンスの巨匠といわれる芸術家の作品が系統的に展示されています。
芸術家をあまり知らない人でも、一度は聞いたことがあるレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ボッティチェッリの作品、「受胎告知」「聖家族」「ヒワの聖母」「ヴィーナスの誕生」など、教科書で見たことがある絵画が鑑賞できます。

ヴェッキオ橋

ヴェッキオ橋はフィレンツェを流れるアルノ川に架かるフィレンツェ最古の橋です。
河川の氾濫で何度か建てなおされ、現在の橋は1345年に再建されたものです。
橋の上には所狭しと宝飾店が建ち並び、橋の上からはのんびりした景色が望めます。
フィレンツェといえば教会・聖堂・美術館など、視覚的に刺激的な見どころが多いですが、中間のヴェッキオ橋も中々見どころです。